私はよく悪夢をみます。
サッカーと受験の夢です。先日も海に落ちたサッカーボールを拾おうと手を伸ばしたけれど、潮の流れのはやい海に落ちてしまい、溺れる夢をみました。
その悪夢の原因は若い頃の父親との関係にあると思います。
「社会でのお前の価値は収入だ。中途半端なその程度のサッカーの実力では食えない。まずは勉強を優先しろ。文句は一人前になってから言え。」そんなことを小さい頃から言われてきました。
そんな背景もあり、サッカーがやりたいがために成績は常にトップレベルでした。クラスでも1位か2位が常でした。
しかし思春期を迎えるにつれて、父親との関係が日に日にギクシャクし始めました。そして交わることのない議論に嫌気がさし、あれだけ生活の中心であったサッカーにも蓋をしていしまいました。
この事は自分の性格に大きな影を生んだ要因だと思います。今でも後悔しかありません。それが今でも悪夢となり、襲いかかってきます。
しかし、そこから学んだ事もあります。それは好きな事、好きは人、それらはどんな事情があってもあきらめてはいけないという事です。自分の心とは裏腹に、好きな事、好きは人に蓋をして生きることは、自分自身の性格を大きく歪めます。そして歪んだ自分は、周りにも良い影響を与えにくいのです。
人を幸せにしたいのであれば、自分が幸せでなければなりません。
誰かの不幸の上に自分の幸せがあるだとか、自分だけ幸せになっていいのかなんて考えなくていいんです。自分が幸せになって、その幸せをを大切な人に分けてあげればいいんです。
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