アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグは、その著書「The Great Good Place」で、職場や家庭とは異なる第3の居場所が重要であると提唱しています。
ストレスの多い現代社会で生きる人々の多くは、家庭(ファーストプレイス)と職場(セカンドプレイス)を往復するだけの状態になりがちです。
ファーストプレイスである家庭は、基本的には寛げる場所ですが、配偶者、子供との関わりは避けられず一定のストレスが生じます。またセカンドプレイスである職場は、与えられた目的を達成する為に、本来の自分を押し殺して振る舞わなければならない事も少なくありません。
オルデンバーグは、こうしたストレスの多い現代社会を生き抜くには、しがらみから解放され、リラックスできる第3の居場所、サードプレイスが必要だと提唱しました。
サードプレイスを持つことで得られる効能は、以下の通りです。
①日々の疲れを癒し、明日への活力を得られる。
②家庭と職場では得られない視座が得られる。新しい知見や知識を得ることで、人生の意義を再認識できるし、より豊かな人生を送ることにつながる。
③主体性に能動的に、ポジティブに行動できる。サードプレイスへの参加は、自分の意志で決めます。参加するもしないも自由です。義務ではない場所への参加は、自然と主体性が生まれますし、能動的になります。そのようにに能動的に動いているうちにポジティブ思考になります。
私にとってのサードプレイスについて考えたとき、結局はTに行きつきました。
上記の3つの効能をしっかり感じることができるからです。
今日、久しぶりTと電話で話をしました。少し話をしただけですが、上記3つの効能を得られましたし、次会えるまでは全力で生きていこうという気持ちになりました。
サードプレイスを積極的に活用して、今日より1センチでも前に進めると良いなと思います。
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