私はブランド品をほとんど買いません。若かりし頃、20代前半はたくさんブランド品につぎ込んでいましたが、年を重ねる度に興味もなくなりましたし、必要がないとも感じています。
それどころか現在はブランドで固めた人を見ると「自分に自信がないから着飾ってるのかな」と思ってしまいます。
実際に20代前半の私がそうでした。社会に出て武器がない自分に下駄をはかせるように、無駄にブランド品を買いあさっていました。今は筋トレで得た肉体と、本、仕事、日常生活をしっかり前向きに生きることを通じて得た知識や経験値が後ろ盾となり、自分の自信のベースとなっています。
（お金持ちじゃないからたくさんは買えないですけども）
そんな私ですが、ブランド品を買うこともごくごく稀にあります。それは大切な人へのプレゼントとし買うケースです。購入の際、私には明確な基準があります。
一つ目の基準はデザインです。もらった相手の毎日に活力を与えられるかどうかという基準です。素敵なデザインのアクセサリーなどを身に着けると背筋が伸びる感覚になることはないでしょうか。そういったポジティブな感覚を与えられるデザインには、無頓着な私でも多少なりとも価値を感じます。
二つ目の基準はリセールバリューです。何年使っても高く売れるものを購入します。これには私なりのメッセージがあります。
それは万が一困った事態が起こった場合、売って現金を得てもらうためです。例えば海外で財布をすられて文無しになってしまった場合など、困ったときに売ってお金に換えられるように、というメッセージです。
もっとも、そんな事態に陥らないように日々心掛けることが大切ですが、アクシデントは急に起きます。万が一アクシデントに出くわしてしまった場合は、躊躇なく売るべきだと私は考えています。
アクシデントから解放され、元気になればまた買い戻せばいい。
健やかな毎日の方が比較にならないほど大事ですから。
私にとってブランド品はそんなもんです。
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